単語学習は繰り返しがカギ。
アプリを使って何度も確認しているうちに長期記憶に定着させていきましょう。
Anki Droid
Android用、無料で使える単語アプリです。(iOS用は有料です。)
単語カードの要領で覚えたい単語を登録する必要がありますが、フラッシュカードを学習し、「もう一度~簡単」の4つのレベルで判定していくと、その単語に応じた間隔で復習できます。
さらに共有デッキをダウンロードすることで、すでにある単語帳を自分でペースを決めて学習することができます。
Anki Webに登録し、”Decks”⇒”Get Shared Deck”で、共有デッキを検索できます。English Japaneseなどのキーワードで検索すると、日英版のデッキが出てくるので、好きなデッキをダウンロードしてください。
※ものによっては著作権にかかるものもありそうですので、お気をつけください。
おすすめポイント
- 学習中に出てきた知らない単語を覚えるなら、自分のデッキに都度入力。忘れる前に出題されるので、効率的に記憶できる。
- 単語カードのタイプを選べる。(基本の裏表、穴埋め、タイピング入力から好きなタイプで記録できる)
- 無料で使える共有デッキあり。
注意ポイント
- 何度も間違えると、leech(無駄カード)というタグがつけられ、出題されなくなります。
- iOS版だけ3060円と有料なので注意。
対応機種・料金等
【学習時間目安】5分~10分
【対応機種】iPhone, Android
【料金】無料、iOS版のみ有料
おすすめの学習法1(単語帳)
単語帳を使って単語を一気に増やす方法です。
単語帳は1日に50~100個、訳を見て、例文を見て、声に出す、を何周かします。書いて覚える必要はありません。
次の日は別のセット、その次の日はまた別のセット、というのを5日繰り返したら、最初のセットに戻ります。
2周目ぐらいから、全く知らなかったものを中心に、いくつかAnki Droidに登録していきます。
1度に全部の単語を登録すると、同じタイミングで復習に出てくる単語が多くなるので、難しいものから少しずつ登録していくのをお勧めします。
登録するときは、例文や発音記号まで書いていると時間がかかるので、裏面に単語帳のページや単語番号(あれば)などを記入しておきましょう。
このひと手間で、Anki Droid学習中に詳しく確認したい単語が出てきた場合、単語帳をすぐに参照できます。
3、4周して全ての単語をAnki Droidに記入し終わったら、次の50~100語のセット(5日間で250~500語)に取り掛かりましょう。
おすすめの学習法2(本、記事、参考書などから)
学習している参考書や問題集、英語の本や記事などで出会った知らない単語をAnki Droidに記録していきます。
登録する時は、表は日本語、裏は英語にすると、日本語をみて英語にする必要があるので、自分で話す時、書く時にも使える英単語を増やすことができます。
さらに、登録するときには、単語の意味だけを調べるのではなく、1つ以上ある単語の意味も確認し記載すること、そして単語の使い方、つまり例文も確認するようにしましょう。
フレーズで使うような単語の場合や、そのまま使いたい例文があれば、それを記載しても良いです。
さいごに
最初にお伝えした通り、単語は繰り返しがカギ。
Anki Droidでの復習は短時間でできます。何度も繰り返しているうちに、復習の間隔が長くなるので、新しい単語をどんどん追加しても、毎日確認する単語は減っていきます。
毎日アプリを立ち上げて確認する習慣をつけましょう。