
「英語を教える仕事を、もっと自分らしく、誇りを持って続けたい」
そんな想いを持ったことはありませんか?
はじめまして。Ayakoです。
英語コーチ、発音コーチとして活動を続けながら、指導力、コーチング力を兼ね備えた、選ばれ続ける英語コーチを育てるための講座を運営しています。
今では、自分が好きな英語を教えること、そしてその英語を教える先生を育てることを仕事として、充実した日々を過ごしている私。
オンラインでの活動で、全国の生徒さん、そして一緒にビジネスを行う仲間と出会うことができ、通勤のない自由な働き方を叶えることができました。ホストファミリーが来日した際には、1週間の間、各所を案内でき、大切な人のために時間を使える働き方ができるありがたみを感じていています。
そんな私も、昔からこうした働き方をしていたわけではありません。
ここからは、英語ができなかった過去から、別の働き方を経て、今のコーチ養成を始めるまでをお伝えします。あなたの未来につながるヒントにもなりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
苦手な英語が得意になったきっかけ
もともと苦手だった英語が仕事になったきっかけは、大学生の頃に参加したアメリカでの短期語学研修。
今までは単なる「教科」でしかなかった英語が、全く違う文化・背景を持つ人とつながるためのツールなんだと、初めて実感しました。海外に出た瞬間、自分の中の世界の境界線が広がり、「もっと知りたい、話したい」という強い気持ちが生まれたのです。
当時の英語力は完全な初級レベル。英語は暗記科目という感覚しかなく、話すことも聞くこともままならない状態。それでも、片言でも「通じた!」という喜びが、私の英語との関係を一変させてくれました。
英会話スクールへの通学と独学を重ね、手探りながらも少しずつ成長。国立大学で養護教育を学びながらも、「卒業後は就職をしない」を選択。
周りがみな教員や会社員としての就職を決めていく中、「アルバイト」いわゆる「フリーター」の道を選ぶことを決めるには勇気もいりましたし、認めて応援してくれた母親には今でも感謝しています。
私が就職せずやりたかったこと、それは、「もう少し長く海外生活を体験」すること。それほどまでに英語が好きになっていたのです。
結局半年ほど資金をため、カナダで2ヶ月間の語学研修に参加。そこで出会ったホストファミリーとは20年以上経った今も関係が続いており、間違いなく人生のターニングポイントだったと感じています。
帰国後、何とか英語力を武器に仕事をしよう、とまずは英語学習に力を入れTOEIC800点を取得し、ようやく就職したのですが、約2年後、再びワーキングホリデーでカナダへ。
カナダで就職して移住!と意気込んだものの、現実はそれほど甘くない…。
「英語を教える」という仕事に本気で向き合いたいと思うようになり、ワーホリ終了後に現地でTEFL(英語教授法)のコースを受講し、帰国後、大手英会話スクールで私の英語指導人生がスタートしました。
英会話スクール勤務時代の葛藤
13年間勤務した英会話スクールでは、最初は失敗も多く、悔し涙を流したこともありました。それでも、努力を重ね、主任教師、リーダー教師へとステップアップ。教える力がつくことで、生徒さんの成長をサポートできる喜び、講師仲間への指導を通じて、教室全体を良くしていくやりがいを実感していきました。
特に実感したのは、「英語力アップには正しい学習を継続することが何より大切」ということ。私自身が試行錯誤しながら英語を学び、遠回りしてきたからこそ、生徒さんには効率よく成果を出してほしいという思いが強くなっていきました。
その想いで、年間100件以上の学習カウンセリングを担当。どんな学習法が効果的かを研究し、実践してもらう。その積み重ねが、生徒さんの笑顔や上達という形で返ってくる日々は、何ものにも代えがたいものでした。

けれど同時に、組織の中で働くからこその限界も感じていました。
決まったテキストやカリキュラム。必要ないコースでも営業のために提案することへの違和感。そして、生徒さんの家庭学習まで十分にサポートしきれないもどかしさ。
そんな中、より柔軟な働き方、そしてより一人ひとりに寄り添った指導を実現するために、企業向けの語学研修やカリキュラム開発などにも関わる会社への転職経験も経て、私はある問いに向き合うことになります。
「私は、これからどんな生き方をしたいんだろう?」
英語コーチとしての始まり
たどり着いた答えは、「英語を通じて、一人ひとりの人生にもっと深く関わる」でした。
それまでの経験や学びを活かしながら、社会人の英語学習を本質からサポートする英語コーチとして独立することを決意。けれど、独立後に待っていたのは、甘くない現実でした。
英語を教えたことはあっても、集客やセールス、商品設計、発信……ビジネスの基本が分からない。インスタってどう始めるの?ブログって何を書けばいいの?そんなレベルからのスタートでした。
無料の情報を漁って試行錯誤するも、「で、自分の場合はどうすれば?」と結局前に進めない日々。時間と労力だけが奪われ、ようやく意を決して最初の起業塾に申し込みました。
決められた順序通りに進める中で商品を形にはできたものの、どこかしっくりこない。
結果が出ないのは、別の正解があるはず――そんなマインドに陥って、あれこれ手を出し、迷い続けた時期もありました。
“このままでは、私のやりたいことは届かない”
そんな焦りと葛藤の中で、ようやく「ある気づき」と出会うことになります。

転機となった学びとの出会い
そんな私が変わるきっかけとなったのが、NLPコーチングと個性の学びでした。
どちらも学んだきっかけは、生徒さんのためでした。
・学習が継続できないのは、マインドの問題が大きいのでは?
・同じように対処してもうまくいく人、いかない人がいるのはなぜ?
そんな思いで学び始めましたが、生徒さんのためだと学びを深めるうちに、自分自身も大きく変化していくのを感じました。
「なぜ私はいつも他に正解を探してしまうのか」
「自分の思い込みを作っているのは何か」
自分自身と向き合い、自分の強みを理解し、人のタイプごとの思考や行動の違いを深く知ることで、初めて、自分らしく前に進む感覚をつかむことができたのです。
無理せず、自分の想いや強みを活かすようになってからは、少しずつ人のつながりで仕事が増えていき、募集をしなくてもお申込みをいただけるように。
ようやく、自分の力で届けたい人に届く手応えを感じるようになってきました。

英語コーチ養成を始めた理由
そんな中、出席したセミナーで聞いた、忘れられない一言。
「先生は英語力なんてそこそこでいい」
「生徒に適当にしゃべらせとけばいい」
「なんか質問されたら、生徒に話させてる間に裏で調べりゃいい」
耳を疑いました。
そんな指導が当たり前になってしまったら、困るのは生徒さんです。
それで生徒さんが伸びるのか?そんな気持ちで先生になる人が増えたら、不幸な学習者さんが増えてしまう。そんな危機感を持ちました。
生徒さんを幸せにするはずの英語コーチが、逆に学習者の未来を閉ざしてしまうことがあってはいけない。そう強く感じました。
そこで、私が育てたいのは「導く力」「教える力」「伝える力」を持った、本気で生徒さんと向き合える英語コーチだと確信したのです。
これまで英会話スクールで13年、1,000人以上に指導してきた経験、企業研修会社でカリキュラム作成にかかわった2年の経験、NLPと個性の知識、そして英語発音技能検定EP-Pro®特級の発音指導力。それらを全て注ぎ込んだ講座を立ち上げました。
そして今、目指していること
私が目指すのは、生徒さんもコーチも理想の人生を得られる世界を作ること。
そのためには、「生徒さんに感謝されながら、自分らしく働けるコーチ」が増えてほしい。
なぜなら、自分らしさ、自分の強みを発揮してこそ、人は大きな変化を起こせるからです。
活き活きと働くコーチたちが、さらに生徒さんの人生を変えていく。
そんな幸せの循環を、もっともっと広げていきたいと思っています。
ただ、指導力・コーチング力上達に力を入れていますが、それだけでは「仕事」につながりません。
そこで、ビジネス面は、ビジネス専門スクールも運営する、集客・セールスコンサルタントに講座サポートとして入ってもらうことで、英語指導のプロ+ビジネスのプロ、2人の力で大きく支えていくことにしました。
誰かの“未来”に本気で関わる英語コーチとして、選ばれ続ける力を育てていきます。
英語コーチとして、本気で誰かの人生に関わりたい。
そして、自分自身が理想とする未来を叶えたい。
そんな皆さんと、これから一緒に歩んでいけたら嬉しいです。