はじめに
こんにちは。Ayakoです。
前回は「発音が大事なので、まず発音から学びましょう」とお伝えしました。
どこから英語学習を始めたらいいか分からない
上達の実感がない
という方は、ぜひ発音を学んで、上達スピードをあげていきましょう。
2本目の本セミナーでは、発音力を身につけるための具体的な方法をお伝えします。
発音を学ぶ方法に加え、発音を学ぶのに役立つツールのご紹介もしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
発音を学ぶ方法
では、まず、発音を学ぶ方法からお話します。発音を学ぶ方法は、2つお伝えします。
発音記号で学ぶ
1つ目は発音記号から学ぶ方法です。
発音記号と聞くと、難しそう、と思う方も多いかもしれません。
実は私も昔はそう思っていましたし、全然読めませんでした。
でも発音記号を学んだ今は、
✓音源がなくても発音記号で読み方が分かりますし
✓新しい単語の発音を記録するときには自分で発音記号を書くことも出来ます
一度覚えてしまえばずっと使える、というのが発音記号の良いところです。
「英語覚えるのでさえ苦労してるのに、変な記号まで覚えてられない」と感じる方もいるかもしれません。
でも、安心してください。
実は、私たちがすでに知っているアルファベットをそのまま使う物も多いんです。
アルファベットは全部で26文字あります。全部書けるし読めるはずです。
英語は日本語よりも少し音が多く、母音と子音合わせて36あるのですが、特殊な記号は14だけなんです。
では、具体的な覚え方の5ステップをお伝えします。
- 正しい音を学ぶ
- 対応する発音記号を確認
- 音の作り方を学ぶ
- 自分の音を確認する
- ズレを修正する
この方法で学んでいきます。
正しい音を学ぶ時は、自分の頭の中で、すでにある日本語の音に置き換えないで、新しい音として聞くことを意識してみましょう。
そしてその音がどの記号に対応しているかを確認します。出来れば、すでに自分が知っている単語だとイメージしやすいかもしれません。
例えば、CAT という単語を聞いて、Aの音が /æ/ の発音記号なんだ、と学び、発音練習をします。
そして自分が正しく言えているかを確認し、間違っていたら修正する、という作業をくり返していきます。
日本語にない音は、つい知っているカタカナの音に変換しがちなので気を付けましょう。
英語を学ぶときは全ての音について、例えば「/æ/の音はCATのAの音」という覚え方をしていくことで、カタカナではなく、英語の音でデータを登録していけます。
36の英語の音を全部カタカナ登録した後に書き換え作業をするのは大変なので、皆さんには一日でも早く正しく発音を学んでほしいと思います。
どこから学べば…、と言う方は、LINEの登録プレゼントとして
「アメリカ英語 発音記号一覧」を音声付きでお届けしていますので、参考にしてもらえたらと思います。
受け取っていない方は、LINEで「プレゼント」と5文字を送信してもらうと、自動でリンクが届くようになっています。
発音記号一覧を使う時は、音を聞いて記号を確認して終わり、ではなく、「かならず声に出して練習する」ことを意識してくださいね。
きちんと口がつかれるぐらい口を動かして練習しましょう!
フォニックスで学ぶ
さて、発音を学ぶもう一つの方法として「フォニックス」というのがあります。
フォニックスというのは音のアルファベット。
発音記号ではなく、「文字と音のルール」を学ぶので、
✓辞書をひかなくても、英文を読んだだけで読み方が分かる
✓聞いたらスペルが予測できる
というメリットがあります。
海外の子どもたちが読み書きを学ぶときも、フォニックスで学んでいます。
ただし、このフォニックス、完全ではありません。
大体、7~8割ぐらいの英単語はフォニックスルールに沿っていますが、例外もたくさんあります。
ただ、フォニックスを知っておくと読み書きが楽になるのは間違いありません。
まずは発音記号を元に正しい音を学んだら、次にフォニックスで大まかなスペルのルールを学ぶと、英語学習はものすごく楽になります。
1つ、覚えてお得なフォニックスルールを紹介します。
HOP この単語には、1つ1つの文字に音が割り当てられています。ここに、読まないEが最後にくっつくと、Oの音が、アルファベット読みになるというルールがあります。(実際の音は、動画を確認してみてくださいね。)
なので、H・O・P、という音は、HO(オウ)PE、となります
そのルールを知っていると、
POPとPOPE
初めて見ても、読み方が想像できるのです。
一通り発音覚えた方は、ぜひフォニックスも学んでみてください。
音の確認方法
自分の音を確認ってどうしたらいいんだろう、と思う方も多いのではないでしょうか。
ここが一番大切なポイントでもあります。
方法としては3つ紹介します。
1.自分で確認する
2.人に聞く
3.ツールを使う
1.自分で確認する
自分で確認するというのはなかなか難しいと思うかもしれません。
確かに、自分の耳が育っていないと、音の違いが聞き分けられないというリスクはあります
私も昔はLもRも、イギリス英語とアメリカ英語の違いも、何も聞き取れていませんでした。
例えば、ドミソ、しかならない楽器で、ドレミの歌を演奏してみよう、と言われたら難しいですよね。
でも、全ての音をならせる楽器を持っていればきちんと演奏することができます。
英語の発音もそれと同じで、手持ちの音のストックが増えれば、聞き取れるものが増えてきます。
ただ、そこにいくためにどうしたらいいかという事ですが、自分でやる場合は、録音して客観的に聞き比べる、というのをやってみてください。
自分の発音する音と、お手本の音源の音、どうしても聞こえ方が変わってきます。同じ条件で比べることで、違いを聞き分けやすくはなるはずです
2.人に聞く
ただ、自分一人じゃ難しい、と思う人も多いと思います。
私も実は発音レッスンを受けて上達しました。
カナダにいるときに、英語の教え方を学んでいて、発音のレッスンの準備をしていたのですが、発音を教えるためには、当然自分が言える必要があったのです。
でも、自分が教えると選んだ音がなかなか上手く言えず、ホストマザーにも手伝ってもらいましたが、結果満足の良くレッスンが出来ず悔しい思いをしました。
そこで、その後プライベートレッスンで発音を教えてもらうことにしたのです。もちろん、ホストマザーも嫌な顔せず練習に付き合ってくれたのですが、何度も聞くは悪いと思ったり、英語を教える専門家でないため、教材がそろっているわけでもなく、やはり自己投資をして学ぶのが早かったなと思いました。
3.ツールを使う
最後はツールを使う方法をお伝えします。
今回ご紹介する方法は3つ。
1.アプリを使う方法
2.Google検索を使う方法
3.音声認識を使う方法
アプリは色々ありますが、Elsaは発音特化で定番ですよね。
かなり細かく発音のチェックをしてくれますし、アプリでできる手軽さ、ゲーム感覚なのも良いですが、アプリだと、自分が練習したい単語を自由に練習できない不便さはありますよね。
そこで、Google検索です。
Google検索では、単語単位で自分の発音が正しいかどうか確認出来ます。
全ての単語に対応しているわけではないのですが、お手軽に単語の確認が出来るのでおススメです。
音声認識を使う方法としては、3つあります。
1.スマホなどの音声認識を英語モードにすること
2.Googleドキュメントなどで音声入力モードにして英語を話してみること
3.Google Meetを使って音声認識を試してみること
音声認識は、短い単語だとあまり正確に拾ってくれないことがあります。
文章で話すときは、前後の文脈を踏まえて認識してくれますので、まとまった英語が通じるかを確認するには音声認識が良いですね。
目的に合わせて使い分けてみてください。
今回は、Googleの検索とGoogle Meetを使った方法を実際に動画で紹介しています。ぜひ、動画、7:58あたりからの動画をご確認ください。
音だけではない
さて、今日の動画では、発音の学び方をお伝えしました。
では音さえ学べば大丈夫なのでしょうか。
実は発音は音だけではありません。
例えば、辞書で引いた時と話すときで発音が変わるものがあります。
代表的なのがcanですね。(こちらもイントネーションは動画でご確認ください。)
I can sing. と1つ1つの単語をはっきり発音すると、I can’t sing. と言っているように聞こえてしまうのです。
自然な英語で起きる音の変化を学ぶのは大切です。
さらに、抑揚やアクセントというのもあります。これがないと、ロボットのような英語になってしまいます。
また、イントネーションも重要です。Sorryという言葉1つとっても、「ゴメン!」というのか、「え、何だって?」となるのか、変わってきます。
音に加えて、こんな色々な要素を使いこなせるようになると
・言っている内容が正確に聞き取れて
・ニュアンスの違いも理解でき
・自分も正確に伝えられるようになり
・それによってコミュニケーションがスムーズになり
・出来ることが増えて自信がついて
・世界を広げられる
ようになります。
次回動画のご案内
ただ、発音を知識として学んだだけの状態だと、結構危険です。
知っている、理解していると思うと、出来るような気分になるのですが、使えるというのは全く別物だからです。
私はテニスをしているのですが、プロの選手が簡単にラリーをしているのを見ると、きれいにコートに返すのなんて簡単に思えるのです。
でも、実際に自分がラケットを振ってみると、当然ですが全然違います。
今自分はどうラケットを握ってたのだろう。
ラケットを振った高さはどうだった?
どういう向きで振るべきだったんだろう…
課題や疑問が色々と浮き上がってきます。
使いこなすためには、学んだ上で実際に使う練習をする必要があるんです。
実際に身体を動かして正しいフォームを学び、さらに自然にその動きが出来るまで定着させるんですね。
というわけで、次回の動画では、発音とコミュニケーション力を伸ばすための学習法についてお話します。
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次の動画へのキーワードは
ツール
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前回同様、他の文字を入れると自動でリンクが届きませんので、
必ず、カタカナ3文字、
ツール
とだけ送ってくださいね。
最後に特別な案内もありますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、今回もアウトプットをお待ちしています。
なるほど~と思ったことを、さらに自分の言葉でアウトプットすることで、定着力が増しますよ。
いただいた感想、アウトプットは全て読ませていただきます。
では次の動画でお会いしましょう。