はじめに
こんにちは。Ayakoです。
3本目の動画では、「発音をコミュニケーションに活かすための正しい勉強法」についてお話していきます。
前回までは、発音を学ぶと全スキルを伸ばす効果がある話、発音を学ぶ方法として発音記号とフォニックスがあるという話、自分の発音が正しいかどうかを確認するツールの紹介を行いました。
実際に、英会話で教えていた時も、ABCレベルから発音をしっかり練習しつつ学んだ生徒さんと、すでにある程度ビジネスで使っていて自己流の英語が身についている生徒さんを比べて思ったことがあります。
確かに英語を使っている生徒さんは、ものすごい量の英語をお話できるのですが、ABCから学んだ生徒さんの方が聞き取りやすい英語を話せるようになったのです。
発音って大事だな、と改めて実感したエピソードです。
ただ、発音が大事と言っても、音さえ正確に発音できれば良いわけではありません。
単語の音だけにこだわっていると、文章で話すときにどんなイントネーションで話せば自然なのかが分からなかったり、自然なスピードで話された時の音の変化についていけなかったりします。
要するに、音だけではなく、実際にコミュニケーションで使われる英語のスピードと量を、身体にしみこむまでトレーニングするというのが大事なのです。
正しい勉強法とは
こういうと、「発音を学ぶだけでも大変そうなのに、さらに定着のためのトレーニングとなったら、どれだけたったら英語ができるんだろう?」と思われる方もいるかもしれません。
そんな方のために、とっておきの方法をお伝えします。
それは、
「発音を学ぶのとトレーニングを組み合わせる」
という事です
つまり、発音を学びながら、学んだ音を意識しながらの「音読トレーニング」を行うのです。
理由はシンプルで、学びながら実践をするのがものすごく効率が良いからです。
少しずつ正しく発音できる音を増やしつつ、自然な発音、スピード、量をトレーニングするメリットは、2つ。
✓自分が学んだ音が増えれば増えるほど、きれいに読める単語が増え、上達を実感しやすい
✓常に今の自分より1つ上のレベルを目指してトレーニングでき、どのレベルのからでもスタートできる
音読トレーニングとは
おススメしている音読トレーニングは、科学的にも効果が実証されている英語学習法で、私も英会話学校時代からもう10年以上教えてきています。
大まかに言うと、「声に出して読む」というトレーニングなのですが、
✓ 目で文字を見ながら
✓ 声に出して
✓ それを耳で聞く
こうして五感をたくさん使うことで、脳に身体を動かすための信号がたくさん送られ、脳が活性化して、定着しやすくなるのです。
音読をすることで、学習効率を高めるだけでなく、同じものを聞いて話す、話して聞く、をくり返すことで、覚えてしまう文章も出てきます。
こうして英文のストックがたまってくると、段々と、英語の語順が定着してきて、英語を日本語に訳すことなく理解できたり、言いたいことをイメージしたら、日本語の文章を考えることなく英語で話せたりするようになります。
つまり英語回路が身についてくるのです
実際に英語回路が身についた状態を少し体験してみましょう。では、英語で話しかけますので、英語で返してくださいね。
”Thank you.”
どうでしょうか。
Thank you.のように、馴染みがあるもの、使ったことがあるものは、聞いた瞬間に意味が分かるし、日本語にいちいち訳して理解しようとしませんよね。
これが英語回路をつかった状態です。
その返答としてYou’re welcome.とさらっと言えた方も多いのではないでしょうか?
返事もセットで定着している場合は、自動応答のようにすらっと出てきたと思います。
では、”Don’t mention it. ”という表現はどうでしょうか?
これもどういたしまして、の意味ですが、知っていても使い慣れていないと、なかなか出てこないものです。
音読は、スポーツでいうと、素振りや打撃練習のような地道なトレーニング。
正しいフォームで回数をこなすことで実践ですぐに動ける身体を作ります。
英語も同じで、正しく何度もくり返し身体に定着させるということで、英語回路が出来てくるのです。
音読と一言で言っていますが、実は細かいステップがたくさんあります。
音読は、そのままとらえると「声に出して読む」なのですが、それに関連する色々なステップをまとめて、音読と言うことがあり、私が音読という場合も、いくつものトレーニングをまとめて指していることがほとんどです。
このトレーニングは、目的によって使いわける必要があります。
それぞれのトレーニングに目的があるので、自分に必要なトレーニングは何かを知った上で、正しい方法で、自分にあった教材でトレーニングをするのが大事です。
例えば、
・リスニングの弱点を知りたいときはディクテーション
・音読の基本となるのは見ながら聞くアイシャドーイングや音読、音源と一緒に読むオーバーラッピング
・頭に入らないときは声に出して書く音読筆写
・定着率を高めるためにリピーティング
・分からない単語ばかり気にする時はノートテイキング
・練習したものを使えるようにするにはリプロダクション
などなど、それぞれの正しいやり方を学んだ上で、自分にあったものを都度選ぶというのが大事になります。
やり方を間違うと危険なトレーニング
ただし、これらのトレーニングの中には間違ってやると効果がでないばかりか、逆効果になるトレーニングがあります。
例えば、シャドーイング。
おススメされていることが多い学習法なので、聞いたことある方も多いかもしれません。
これは、文字を見ないで、聞こえた音を、影の様に少しだけ遅れて同じように真似していうトレーニングです。
文字情報がないので100%音に意識を向けることになり、音声を認識する力を鍛えるにはとても良いトレーニングです。
ただし、このトレーニングを、正確にできないまま行ってしまうのには、3つの問題があります。
1つめは、間違い定着、化石化という現象が起きる危険です。
知らない単語や発音できない音があると、うやむやに発音してしまいますよね。
theが抜けたり、LとRを間違えたまま練習しつづけることで、間違いが定着してしまう恐れがあります。
2つめは、意味がない、という点。
意味が分からないまま音読をしていても、練習した英語が使えるようになることはありません。
口を動かす練習にはなっても、英語の練習としては時間の無駄という事になります。
そして3つ目、そもそも正しい発音で練習できていないと、口を動かす練習にすらならないという点。
日本語はそれほど口を動かさずに話せる言葉ですが、英語は口の形、息の使い方など、日本語とは異なります。楽に英語を話すためには英語を話すための筋肉をつけると良いのですが、正しく発音しないと筋トレにはなりません。
逆にしっかり音読をすると、私が教えていた音読クラスでは、生徒のみなさん、口や顔の筋肉が疲れた~といって帰っていかれます。
危険性をお伝えしたシャドーイングですが、きちんとやれば良いトレーニングです。
ただ、そもそも同時通訳者のトレーニングで難易度は高いです。
きちんと発音が出来る、意味が分かる、というところまで練習し、さらに文字を見ながら正しく読む練習をした上で行うトレーニングとしてはおススメです。
初心者の場合は、ここを目指さなくても、他に良いトレーニングがありますので、やはり自分にあったトレーニングを知るのが大事ということになります。
理想の未来へ
ここで想像してみてください。
✓自信を持ってきれいな発音でペラペラ英語を話せる自分
✓まとまった量の英語を聞いても理解できる自分
もちろん、練習量は必要ではありますが、正しい発音を学び、正しく音読をしたら、その理想の未来へ到達するスピードはものすごく上がります。
私も英語が出来るようになるまでにはずいぶん回り道をしました
恥ずかしながら、あまり効果の上がらない、読んで書き写して理解出来てない、みたいな勉強もしました。
そこから英語が教えられるレベルになるまでに、時間も、お金も、労力もたくさん投資しました。
ではここで問題です。
時間、お金、労力、この中で一番貴重なのは何だと思いますか?
・・・・・
正解は・・・
「時間」です
こう考えてみてください。
あなたは今、何歳ですか?そして、何歳まで生きますか?
そこから逆算して考えてみると、私たちが使う1日、1時間、1分だって、自分の残りの人生の時間から使っているわけです。
普段は意識しないですし、カレンダーを眺めるとどれだけでも時間があるように感じるかもしれません。
私ももともと面倒くさがりの怠け者なので、気が付くと大したことをしないで1日が過ぎている、なんてこともあったりします。
でも私たちの人生は無限ではありません。
そう思うと、自分が望む人生を歩むために、今どんな人生を歩むべきなのか、考え方が変わりませんか?
例えば、1週間のお休み、東京から京都に旅行にいこうと思ったときに、お金を節約したいから歩いていこう!って思わないですよね?
新幹線や飛行機を使って移動して、現地での時間を楽しむことを優先しますよね。結果、時間も労力も節約できます。
お寺巡りが好きなら、節約したいから拝観料を払わず外観だけ見て帰る、なんてことはせず、そこでしか出来ない体験を優先しますよね。
旅行中、お金使いすぎたな、と思ったら、また頑張って働こう!ってなるかと思います。
一日でも早くできる自分になることを最優先にすることで、出来る自分として生きる時間が増えるわけです。
皆さんには、出来るだけ早く目指す自分になることを優先してもらいたいなと思います。
でも、そうは言っても
・何から始めたらいいんだろう
・自分にあった正しい学習法って何だろう
・正しい発音で練習できる自信がない
・発音と音読、同時に学ぶ時間もお金もない…
そんな悩みもあるかと思います。
成果が出るまでの間は、自分の努力が正しい方に向かっているか分からず、不安になりますよね。
ということで、こんな講座を用意しました
発音特化 コミュニケーション音読講座
この講座では、発音を1から学びつつ、同時に学習法も学び、実践することで、英語上達のスピードを加速させます。
1つ1つ、発音を習得しながら実践形式で練習しつつ、正しいトレーニングで英語回路も身につけられる講座になっています。
✓発音が苦手
✓リスニングが苦手
✓声に出して練習出来てない
という方には、必ず上達を実感してもらえる講座です。
上達実感が出来ると英語学習が楽しくなります。
一緒に英語で人生を切り拓いていきましょう。
さいごに
ここまで見てくれたあなたは、発音での英語力アップについて大きな可能性を感じてくれているはずです。
自分も挑戦してみたい、と思ってくれていると思います。
そんなあなただからこそ、「出来る!聞こえる!楽しい!」という体験を、一日でも早くしてほしいのです。
苦しい学びの時間を、少しでも短くして欲しい。そのためには、発音を意識しながら、同時に正しくトレーニングをしていく必要があります。
発音講座はたくさんありますが、音読講座と組み合わせた講座は見かけません。
学習習慣も身につけつつ、総合的に英語力を伸ばしていきたいという方は、個別のコーチングコースに発音・音読講座を組み合わせることも可能です。
とはいっても、
・自分に本当に必要なのか
・自分に出来るだろうか
・音読トレーニングってどんな感じだろう?
そんな心配を抱えている方もいるかと思います。
そこで、個別体験会をご用意することにしました。
個別体験会のご案内
この個別体験会では、
✓ 一から英語学習の目的・目標を見直して
✓ あなたの状況に合わせた学習アドバイスを行い、
✓ その上で、本当に必要なのかどうか判断してから講座のご案内
を行います。
もちろん、アドバイスだけ聞いて、必要ないと思ったらそこで終わりにしてもらっても大丈夫です!
必要のない方、興味のない方におススメすることはありませんのでご安心ください。
個別体験会は少しお休みしていたのですが、参加いただいた方にはいつもご満足いただいています。
詳しい感想は、個別体験会のお申込みページにて紹介しています。
無料なのでたくさんの人にご案内したいところですが、私も現在の生徒さんのケアにも力を注ぎたいのと、講座準備も進めておりますので
先着5名さまのみ
のご案内とさせていただきます。
英語の習得に一番大事な事は何か分かりますか?
それは、行動することです。
できるようになりたいと願うだけでは英語は出来るようになりません。実際に身体を動かして、学習するからこそ、望む未来が近づくのです。
いつかやろうと思っていて、あっという間に1ヶ月、というのはよくあるお話です。
逆に、すぐに行動できる人は、英語力も伸びますし、私もそういう方の成長を間近で応援出来たら嬉しいなと思っています。
さらにここまで見てくれたのは継続力がある証。継続力もとても大事な要素なので、後は少し後押しをさせてください。
募集は、この動画配信後、3日間限定です。
もし先着の5枠が埋まってしまった場合には、次に募集のタイミングまでお待ちいただく事になります。
今すぐ伸ばしたいなら、そこで待つ時間が勿体ない!
一日でも早く英語ができる未来をつかみ取るために一歩踏み出してみましょう!
体験会でお会いできるのを楽しみにしています!
さらに、体験会のお申込みは、LINEに表示されているリンクから。
今回、特別なプレゼントもおつけしますので、ぜひお見逃しなく!