元カレはex-boyfriend、元嫁はex-wifeと言います。
英語でex-は「前の」という意味を表し、名詞の前につけることで「元~」という意味になります。
では、前職は?
今回は、「前の~」「元~」を表す表現を確認していきます。
ex-が好まれる単語
私が初めてex-という表現を聞いたのは、元カレ、元カノ、という英語でした。
「前の~」という形容詞にはprevious、formerというものがありますが、彼氏、彼女につなぐものとしては、exが圧倒的に多いです。
former や previousよりもカジュアルな感じにはなりますが、それでも、元カレ、元カノの他、別れた夫、妻に対しても、ex-が使われることが多いです。
ex-boyfriend 元カレ
ex-girlfriend 元カノ
ex-husband 元夫
ex-wife 元嫁
英語は広く使われているので諸説ありますが、私の周りでは ex-は「1つ前の」という意味で使い、ex-ex-boyfriend という言い方は一般的でない、という説があります。
今の彼の直前の彼氏出ない場合は、former boyfriendとするか、the guy I dated withなどとするのが良いでしょう。
former や previous が好まれる単語
これまた諸説ありかとは思いますが、一般的に、彼、彼女や夫妻以外の「前の~」を表す場合には、formerやpreviousを使うことが多いようです。
前職というのにex-jobと言ったら、アメリカ人の友人に訂正されました。
この通り、一時期former jobが多く使われていたこともありますが、現在では前職を指す場合には、previousが一番一般的で、ex-jobという言い方はほとんど本には出てきていません。
結論
会話で使う場合、元カレ、元カノなどについて話す時にはex-が好んで使われ、それ以外の場合にはformerやpreviousが多く使われます。
ただし、上記の検索結果を見てもわかるように、どの3つも結果がゼロではない通り、人によって使い方が違うことがあります。
「3人前の彼女」のつもりで「my ex-girlfriend」を使う人もいるかもしれませんし、「元カノ」のつもりで「my former girlfriend」と言ったら、直前の彼女ではないと受け止められるかもしれません。
話している相手の育った環境や住んでいる地域でどう使われるかによって受け取る印象が変わる可能性もあります。
この単語に関わらずですが、誤解されているかも、と思ったら、”I mean~…” などと、情報を付け足すといいですね!