上達への道は坂から階段へ!

このブログを読んでいただいている皆さまの多くは、市販の本を買ったり、NHKのラジオ講座を聴いたり、英会話学校に通ったり、と、何らかの形で英語学習を経験したことがあるのではないでしょうか?

そして、思ったほどの結果が得られずやめてしまったり、ある程度の目標を達成したものの英語から離れて忘れてしまったり…。

英語の学習をする上で、まず心得ていただきたいこと。

それは、英語習得への道は「最初は上り坂、途中から階段!」ということです。

歩きはじめの坂の段階で辛くて学習をやめてしまうと、せっかく上ってきた坂をころころと転がって逆戻りしてしまいます。

ほんの少しお休みするぐらいならそれほど影響がなくても、1ヶ月、2ヶ月空けると、「あれ、こんなことやったっけ?」ということがどんどん増え、モチベーションをなくす、ということはよくある話です。

もちろん振り出しに戻って2度目、3度目となると、道がわかっている分スピードが上がったり、坂のスタート地点まで戻るのではなく、途中まで下りたところから再スタートとなる場合も増えてきます。

坂を上って下っても無駄ではありませんが、坂道のうちは下るスピードが速いことを覚えておいてください。
その分、学習方法さえ自分に合ったものを選べば、非常に上達しやすい期間とも言えます。英語が楽しいという気持ちをもって、一気に坂道を上っていただきたいと思っています。

そして、頑張って坂の一番上まで到達したら、次は階段が続きます。

ここで、想像してみてください。あなたは家の中をお散歩中のハムスター。家にはカーペット生地の階段があり、あなたは2階まで上がりたいとします。まず1階の廊下を歩き、階段の真下にやってきます。爪を使いながら垂直にそびえる壁をよじ登ると、あなたはスタート地点より20センチほど上の世界を見ています。そして、また次の階段の真下まで平坦な道を歩き、爪を立てて壁を上る・・・。

これがイメージして欲しい階段です。つまり、しばらく平坦な道が続いた後直角に上がる、を繰り返すステージなのです。

このステージに入ると成長を実感できない停滞期がしばらく続きますが、その後、必ずポンと一つ上のレベルへのステップアップが待っていますただ、階段の奥行きがわからないので、成長実感がない停滞期が永遠に続くような気がして、やる気を失い学習を辞めてしまう方も多いのです。

これは本当にもったいない。もしかしたら、やめた時点でステップアップの一歩前まで来ていたかもしれないのです。あとほんの少し進めば一段上の世界を経験できたかもしれません。

もちろん、くじけそうになった地点がまだ停滞期の初期という場合は、しばらく同じような感覚が続くことがあります。ある人にはすぐに次の階段が現れるのに、自分の前には一向に階段が現れないと感じることもあるかもしれません。
そんな平らな道を歩いているときは、高さは一緒だとしても、確実に進行方向へ歩みを進めていることを思い出してください。

初級者のうちは、できること、わかることがどんどん増えていく経験をされる方が多く、その後の経験する停滞期にくじけやすいかと思いますが、それは誰もが通る道。進み続ければ必ず目的地に到着できます。

安心して進んでください。

停滞期がつらくなったら・・・

それでも、どうしても辞めたくなる時もあるかもしれません。

一つ目の目的地に到着したあとに必要性を感じられなくなったり、英語より他に時間を割くべき状況になったりしたら、お休みしても大丈夫です。英語が必要でない時に無理して続けるのは難しいでしょう。

使っていた教材を手元に置いたままにしたり、学習していたアプリを消さないでいたりすることで、またやろうかなと思ったときにすぐに再開できる環境を保つことができます。

一旦階段部分まで到達していたら、ある程度の力は残っているものです。しばらく英語に触れないでいることでさび付くことはありますし、階段一つ二つ降りることはあるかもしれませんが、坂の下まで戻ることはありません。

一度自転車に乗れるようになったら、しばらく乗らなくても少し乗れば勘が戻ります。
ピアノを子供の頃思いっきり練習した方は、しばらく弾いていなくても全く弾けなくなることはないでしょう。

英語も一同じように、度一定レベルまで自分のものにしてしまえば、根本的なところはスキルとして定着しているのです

今まで何度も英語の勉強にチャレンジしているのに全く成果が出ていない、という方は、もしかしたら、坂を少し登ったところでやめて完全に振り出しに戻り、また最初から、を繰り返しているからかもしれません。

まだ坂の部分にいる方で英語を習得したい気持ちがある方は、ゆっくりでもいいのでどうにか続けてください。

あなたがその地点まで登るのにかけた努力、時間、お金、全てをゼロにしてまたやり直すのはもったいないですし、何より、再スタートには続けるよりも多くのエネルギーを必要とするからです。

心の中に続けたいという気持ちがある方にも、時速300メートルでも良いので、少しでも前へ進み続けてもらいたいです。

一緒に勉強する仲間の力を借りても良いし、新しい勉強法を取り入れたり、レッスンを受講して励ましてもらったり、でもよいと思います。
なんとか頑張って続けることで、違う世界が拓けますよ。